金型のお悩み解決事例

バネ鋼順送型の定期メンテナンス

バネ鋼順送型の定期メンテナンス

プレス金型の現状

一万個くらい加工したらバリが発生し始めたので、上型・下型のメンテナンスの依頼がありました。板厚は0.4ミリ、順送工程としては中穴抜きー切り起こしーアイドルー外周抜き落としという工程設定です。

メンテナンスはどのようにするのか

上型は0.5ミリほどケンマします。下型は0.6ミリケンマします。修理工程作業は一般的な作業で難しくありません。この時注意したいのは、各工程のパンチの段差を修理前と同じにすることです。順送型なので、加工時のバランスが崩れるとうまく材料が送れなかったり、メンテナンス前の前の製品となんとなく違った感じに製品が出来てしまうことがあります。パンチの段差のバランスは重要です。又 下型ついてはケンマによって切り起こし部分のニゲが浅くなりますので、製品と干渉しないかを確認しておくことも忘れずに行います。最後の外周抜きは製品が金型内に一個もしくは二個残っているのが理想的です。四個、五個と金型内に残っていると抜き圧力も若干ですが大きくなります。又 切り起こしの付いた製品ですので、押されて変形する心配もでてきます。抜きテーパを調整して製品がスムースに落ちるようにしてください。

ステンレス鋼・バネ鋼の抜き型・切り欠き型のメンテナンス時期について

一般的には加工数を決めてメンテナンスの実施をすることをお勧めします。

そうすると金型が大きく傷む前に修理することになりますので、費用も安く上がりますし、時間も大きく痛んだ金型を修理するよりは掛かりません。

結果的に長く金型が使えます。

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