金型のお悩み解決事例

新潟県加茂市|プレスバーリング金型の上型、下型現物合わせ

新潟県加茂市|プレスバーリング金型の上型、下型現物合わせ

前回修理したプレス金型の再修理です。

今回の案件は前回修理したバーリング型の再修理です。今回の不具合内容は上パンチと下ダイスの穴の中心が微妙にずれているみたいで、加工した製品のバーリング位置とそれと組み合わせる部品のばか穴の位置が微妙に違っているので直してほしいというものです。プレス金型の製作年代が昭和なので、昔はこの程度で良かったのだろうと思われます。しかし 今は通用しないので直してほしいとの事でした。

どのように直すのか

昭和時代の金型は機械加工などはほとんどせず、ケガキ線とセンターポンチで位置決めをして作っていたのが普通です。今回の金型も同様な方法で作ったと思われますので、まず最初に上パンチの垂直度の確認、下型の製品位置決め定規からバーリング穴位置までの距離が図面どうりに出来上がっているかを測定します。それらが正確に出ていたなら、プレス上金型のパンチのセンターとプレス下金型のバーリングブッシュのセンターが合っているかを確認します。調査の結果プレス上型のパンチセンターとプレス下型のバーリングブッシュのセンターが微妙にずれていました。そこでプレス下型の位置を移動して、プレス下金型のバーリングブッシュのセンターを合わせ、プレス下型に位置決め用の為のノックピン穴を再度明け直して修理完了となりました。トライ後製品を組み合わせたところ問題なしでした。

古い金型は

前記した様に製作の古い金型はケガキ線とセンターポンチにより位置決め精度を出しているのが大半です。したがってプレス下金型基準で作られているのが普通です。穴あけパンチなどが上プレス金型と合わないときは、コーキングといって上プレス金型に取り付けてある穴あけパンチの根元をはたいて、穴あけパンチを斜めにして下プレス金型と合わせていました。今は機械加工をしているのでその様なことはありませんが、古いプレス金型を修理するときはこのようなことにも気をつけねばならず作業が難しいです。したがって修理費も高くつきます。修理前は必ず修理金額の見積もりを取って、金額を確認してから修理の発注をかけるようにしたほうが良いです。

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