金型のお悩み解決事例

加茂市|曲げ金型のストリッパープレートの変形の修理事例

加茂市|曲げ金型のストリッパープレートの変形の修理事例

今回の修理内容は

今回の案件はプレス下型にヒットフォーム(製品の曲げ角度を出す為に突起状上の出っ張りを付けて、その部分だけ強くあたる様にした形状)が付いているプレス金型の、プレス機への取り付け時に加工材を置かないで取り付けてしまった為にストリッパープレートのヒットフォームに当たる部分が強く押されて変形して動かなくなってしまった事例です。

どのように直したか

強く押されて変形した部分を平らに修正すれば良いです。大抵横にはみ出して、曲げパンチを押してストリッパープレートが動かなくなるので、まず横にはみ出した部分を平らに仕上げます。次にストリッパープレート平面にも押されて凹みがつきますので、この凹みが消えるまで全体を平らに仕上げます。当然ですがストリッパープレートの厚さが薄くなります。この時、注意しなければならないのが他の部分との兼ね合いです。厚さが薄くなってプレス金型全体のバランスが崩れて困るプレス金型もありますので、他の部分との調整が必要になります。又、曲げパンチがストリッパープレートから出てはいけないので、もし出ている状態ならば、そこも調整して出ないようにしなければなりません。

下型にヒットフォームが付いた金型を取り付けるには

大抵のプレス金型には、ダイス側かストリッパープレート側にバランサーという物が付いていてストリッパープレートとヒットフォームが直接接触しないように作られています。しかし、製品形状や複数の種類の製品を加工する兼用型ではバランサーを付けられない場合もあります。その様なプレス金型を取り付けるときは、加工材と同じ厚さの板をヒットフォームを避けてダイスの上に載せてプレス金型を取り付けてください。当然のことですが実際加工するときはプレス金型を取り付けるときに使った板は取り除いて加工してください。この様にして取り付けたプレス金型はその後、必ず加工材を入れて生産を始めてください。プレス上型とプレス下型の位置が合っているか確認するときも、必ずプレス金型取り付け時に使った板ははずさないでください。板をはずしてプレス金型の合いを確認する(これを専門用語で空打ちと言います)と本件のようにストリッパープレートを壊すことになりますので、くれぐれも注意してください。

お問い合わせ・ご相談・お見積

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