金型のお悩み解決事例

V曲げ型の新規製作について

V曲げ型の新規製作について

V曲げ型は単純に材料をVの字に曲げる金型です

プレス金型においてはV曲げ加工を行う金型は多く作られます。

V曲げ金型に限らずプレス金型による曲げ加工では、材料がいったんは

プレス金型の曲げ角度になりますが、加工が終了すると材料がプレス曲げ金型の角度以上に開きます。(このようになることを専門用語でスプリングバックと言います。)

プレス曲げ型における対処法は

プレス金型を図面どおりの角度になるように調整しなければなりませんが、色々な調整方法があります。どの方法が良いというものではありません。今回は客先の要望によりプレス下金型ダイス部分の先端を板厚以上に逃がして、プレスの突き具合で曲げ角度を出す方法で新規プレス金型を作ることになりました。

この方法での新規プレス金型製作時のポイントは

プレス上金型とプレス下金型の曲げ角度が同じだと強く押そうと思っても材料をつぶしてしまい強く押せません。そこでプレス上金型の曲げ角度をプレス下金型の角度より若干小さく作ります。そうすることで強く押すことが出来るので、プレス機の押し加減によって曲げ角度の調整が出来ます。但しこのプレス金型の構造の場合、量産するプレス機の精度が良くないと突き具合にバラツキが出て、曲げ角度が開いたり、閉じたりと製品にバラツキが出来てしまいます。つまり良品が出来たり、不良品が出来たりとなってしまいます。その点、機械精度の出ているプレス機で加工しないといけないという注意が必要です。

(写真の製品と本文とは関係ありません)

お問い合わせ・ご相談・お見積

「金型が壊れたから急いで修理したい」「製造工程削減のアイデアが欲しい」など、お気軽にお問い合わせ下さい。