金型のお悩み解決事例

ステン(SUS)の抜き型

ステン(SUS)の抜き型

今回の新規プレス金型製作の依頼案件の内容は

今回の依頼案件の内容は、材質ステン(SUS304)、板厚2.3、の材料に幅15、長さ30、四隅の角アール2.0、その中に丸4.2の穴が2箇所明く製品です。

新規プレス金型の構造は

新規製作のプレス金型の構造は、バリ方向が指定されていないので、生産数量を上げるため、PI-BLとしました。このプレス金型構造で問題なく製品は加工できました。ここで製品の仕上がりについて客先よりクレームが発生しました。その内容は製品の平坦度についてです。製品が高さで0.2ミリほど湾曲しているので、それをもっとフラットにしてもらいたいというものでした。この様な状態を解決するには、平打ち工程を追加するのが一般的です。しかし、今回の場合はコストの関係で平打ち工程は入れられないとの事です。PI-BLの工程でなんとかしなければなりません。

どのようなプレス金型構造で問題を解決したのか

一般的にはプッシュバック方式といわれる構造が用いられます。製品を抜く工程で、下から逆に押し上げて平坦度を出します。この方法だと抜きクズの中に製品が入ってしまいます。それを取り出す作業が必要になりますのでその分生産数量が落ちます。この方法も客先からNGといってきました。プレス金型は理論上打ちぬかれた製品は、抜きポンチ平面形状にならうということになっています。そこで抜きポンチ平面形状を製品そり形状と逆のそり形状にして加工してみました。結果は現状より平坦度が0.05ミリほど良くなった製品が出来上がり、客先からもOKをもらいました。但しこの方法は、抜きポンチ平面形状がフラットでないため、再ケンマのときに費用が高くつくというデメリットがあります。

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