プレス金型での曲げ工程について
今回の案件は加茂市からのお客様の依頼案件です。製品形状から判断すると、曲げ工程は2工程取るのがセオリーです。しかし今回はプレス曲げ工程は1工程しか見ていません。製品見積もり段階でお話をいただければ2工程にすることを薦めたのですが、話が決まった後でプレス金型の発注となったためどうにもなりません。お客様には、図面形状に近い形しか出ないことをお伝えし、了解を得ました。
どのようにして曲げ工程を1工程で完成させるのか
プレス曲げ工程は、複合曲げ構造とします。このプレス金型構造は可動部分が多く、メンテナンスが大変なのであまりお勧めできませんが今回は仕方ありません。
結果は
製品はうまく出来上がりました。量産時は曲げプレス金型の可動部分にゴミなどが入って動かなくならないよう注意しながら加工してもらえれば良いです。