金型のお悩み解決事例

ダクト部品のプレス金型による曲げ

ダクト部品のプレス金型による曲げ

プレス金型による第二曲げ

今回の依頼は加茂市からのお客様の依頼です。材質はステン、板厚は0.5ミリです。問題点は二曲げ加工する部分と1曲げ加工する部分の距離が15ミリと短く、2曲げ加工をすると1曲げ加工した部分が、2曲げ加工するプレス上曲げパンチの内側に入ってしまうことです。しかも製品を取り出すためのニゲを2曲げ上パンチに設けねばならず、2曲げパンチのもっとも力のかかる部分が薄くなってしまうことです。曲げ長さは250ミリで曲げ角度は89.5°から90.5°に入ることと角度公差指定が来ています。長さが250ミリと板厚に対して長いので、両端、中央と曲げ角度の違いが予想されます。プレス曲げ加工した製品もプレス上曲げポンチにつきますので、製品を取り出しやすくしなければならないという問題もあります。

どのような金型構造にするのか

一般的なプレス金型構造とし1曲げ部分が2曲げパンチに干渉する部分はニゲをとることとしました。極力2曲げ上パンチの力のかかる部分はニゲをとらず、強度を確保するようにしました。プレス2曲げ加工時に上パンチに製品が付くという問題はプレス上曲げパンチに樹脂製のキッカーピンを入れる対策をとりました。

結果は

曲げ角度についてはプレス上曲げパンチとプレス下曲げダイスのクリアランス、クッション圧力の調整により指定公差内に入るように出来上がりました。製品が上プレス金型に付くという問題については、キッカーピンの強さを強くしすぎると跡が製品に出るので試作しながら後が出ないで外れる強さを求めました。又プレス上曲げパンチの側面も大きくニゲを取りました。以上の対策によりうまく加工が出来るプレス曲げ金型が出来上がりました。

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