昭和の時代に作られたプレス金型の修理です
今回の依頼は三条市のお客様からの依頼です。ストリッパープレートで製品両端の曲げ・ダボ出し加工を行い、最後に穴明けをするという内容のプレス金型です。今回は穴バリが大きいというので、その修理を依頼されました。材質は鉄、板厚は1ミリです。
プレス金型の修理内容は
穴バリが大きいというので、パンチ、ダイスを確認してみるとガジッていました。上パンチはケンマで修理が可能です。ダイスは自作のブッシュが入っていて交換修理になります。幸い自作のブッシュと外形の大きさが同じ規格品がありましたので、今回はそれを購入して追加工することにしました。
試作の結果は
試作の為にプレス金型を取り付け用としたら上プレス金型と下プレス金型を合わせるガイドがありません。しかたなく昭和期のように上プレス金型と下プレス金型を目検討で合わせてプレス機械に取り付けました。試作の結果はバリの発生も無く良品が出来上がりました。